コ・ジェネレーションシステムとは

コ・ジェネレーションシステムとは、発電の際の排熱を冷暖房や給湯などに利用するシステムのことです。
燃料から電気と排熱の熱エネルギーという2つのエネルギーを生み出すことから、co(共同の)generation(発生)と名づけられました。総合的なエネルギー効率が高まり、結果として燃料が少なくて済むため、省エネでコスト削減になります。

ガスエンジン・ガスタービン・ディーゼルエンジンといった発電機と、燃料電池の2種類があります。
ガスエンジンは排熱ボイラーで蒸気を作ったり、水を加熱して給湯に使い、発電効率だけでは27~45%ですが、システムの総合効率では65~85%にもなると言われています。
ガスタービンは主に蒸気を作ります。ガスタービンと蒸気タービン発電機を複合した発電の方法もあり、コンバインドサイクル発電と呼ばれます。
こちらも発電効率は15~33%に対し、総合効率は65~75%と大きな効率アップを可能にしています。
ディーゼルエンジンもガスエンジンと同様に蒸気や給湯に排熱を利用し、発電効率35~40%から総合効率は70~75%が可能です。

燃料電池は、水素と酸素を科学的に反応させて電気を作り、発生する熱を蒸気や温水として利用するシステムです。
排ガスや騒音などがないというメリットがありますが、今のところ導入コストが高いというデメリットもあり、今後の研究開発が期待されています。

現在このシステムを導入しているのは、空調や給湯での熱需要が多いホテルや病院、スーパー、学校などの施設や、エネルギー需要の量が大きい工場などがメインです。
エネルギーを有効に活用できるので、契約電力を下げることができます。

電気と熱に加え、さらに発生するCO2も利用するシステムはトリ・ジェネレーションシステムと呼ばれ、温室栽培などで導入されています。