電気基本料金の決定方法

電気の基本料金は、契約容量×基本料金単価×力率割引で決まります。このうち重要なのは「契約容量」です。

契約には「負荷設備契約」と「主開閉器契約」の2種類があります。負荷設備契約はモーターなどの設備容量の総合計(kw)を契約容量として、機会の稼動状況、使用電力などに関係なく設備容量の最大値になります。

つまり、10kw・5kw・5kw・3kwの4つの設備があれば合計した23kwが契約容量になるわけです。

ほとんどの事業所はこの負荷設備契約をしています。

対して主開閉器契約はブレーカー契約ともいい、設備容量にかかわらず実際に機械が稼動している電流の値を元にして、ブレーカーの大きさで契約容量を決定します。

一般の家庭で契約している方法がこのブレーカー契約です。

基本料金単価は各電力会社で定められているもので、一例として東京電力の低圧電力メニューでは1kwあたり1,071円とされています(2009年9月時)。

製品の仕組み

ブレーカーは許容範囲以上の電流が流れた時に遮断して設備を保護するもので、一般的なものは電流による熱を蓄積し、内蔵されている鉄の収縮を利用して制御しています。

一方の電子ブレーカーは、電流値をコンピューターでデジタル数値として感知しています。

電流の許容量はJIS規格で定められているのですが、前者は熱で感知しているために外気温の影響を受けやすく、夏はブレーカーが落ちやすくなったりします。

後者の場合はコンピューター制御なので、JIS規格の許容範囲最大まで使用できるようにプログラムされています。

つまり、契約容量を超えても、一定時間の電流値の平均値が契約容量に収まっていればブレーカーが落ちません。

そのため、契約容量を小さくして基本料金を抑えることができるのです。